スーパーシーウルフ “レーザータグ”(光線銃をつかったサバイバルゲーム)リミテッドエディションを発表した。

限定版のスーパーシーウルフは、“ウルトラバイオレット(紫外線)”と“インフレッド(赤外線)”の2色展開で、どちらも40mm径、13.6mm厚(ラグからラグまでは49mm径)のステンレススティール製ケースにグレーDLCコーティングを施している。ウルトラバイオレットの深いパープルダイヤルは、明るいミント、ブルー、グリーンのインデックスと針がアクセントになっている。一方インフレッドの深いスカーレットダイヤルにはピンク、レッド、パープルのアクセントを加えている。

本当に楽しいのは、ライトを消したときだ。ブラックライトで照らされたそれぞれの文字盤には、十字線、チャプターリングがすべて光り、針、インデックス、ベゼルの蛍光塗料が鮮やかなグリーンとブルーの色合いで浮かび上がる。なおケースにも夜光塗料を施しているほか、ストラップにもレーザータグを思わせる要素があり、ブラックライトを当てると十字に光るパターンが現れる。

ブラックライトではない通常の暗闇の下だと針、インデックス、ベゼルピップといった、必要不可欠な要素は光り続ける。

ゾディアック×Worn & Wound スーパーシーウルフ “レーザータグ”は、9月28日の午後1時(東部標準時)より、Worn & Wound内のWindup Watch Shopにて予約販売を開始。価格は1595ドル(日本円で約23万8000円)で、各色282本までとなっている。時計の発送開始は11月上旬の予定だ。

両者によると、レーザータグを腕時計のインスピレーションとして使用するというアイデアはWorn & Woundのザック・ワイス(Zach Weiss)氏が最初に考案したという。そこから2年にわたるやり取りを経て、2本の時計のコラボレーションにつながった。ウルトラバイオレットとインフレッドは文字盤、ケース、さらにはレザーストラップに至るまで特別なイルミネーションを使用し、いかなる面に対しても影響を及ばない。ブラックライトに照らされたノスタルジーを余すところなく表現しているのだ。

この彩度の高い色は、昨年Worn & Woundが手がけたニバダ グレンヒェンのデータマスターを想起させる。私の好みからすると1、2色多すぎるように思うが、この組み合わせは90年代の限定版ノスタルジーにぴったりであり、このリミテッドエディションはブラックライトの下でこそ発揮する。レーザータグは、そのインスピレーションに忠実で純粋に楽しい。またスーパーシーウルフはクラシカルダイバーズウォッチのひとつであり、現代の素晴らしい時計にも採用されているスーパーシーウルフの、もうひとつのエキサイティングな使い方でもあるのだ。

基本情報
ブランド: ゾディアック×Worn & Wound(Zodiac x Worn & Wound)
モデル名: スーパーシーウルフ レーザータグ(Super Sea Wolf Laser Tag)

直径: 40mm
厚さ: 13.6mm
ラグからラグまで: 49mm
ラグ幅: 20mm
ケース素材: グレーPVDステンレススティール
文字盤: パープル、スカーレット
インデックス: ホワイトにフューシャのアウトライン、ホワイトにブルーのアウトライン
夜光: 文字盤・針・インデックス・ベゼルにブラックライトで発光する特殊な蛍光塗料、ストラップにはブラックライトで浮かび上がるレーザーショーモチーフ。ブラックライトの下では針・ダイヤル・インデックス・ベゼルピップが光り続ける
防水性能: 200m
ストラップ/ブレスレット: 2ピースプリントレザー

ムーブメント情報
キャリバー: STP 1-21(スイス・テクノロジー・プロダクション社製)
機能: 時・分・センターセコンド
直径: 26mm
厚さ: 4.6mm
パワーリザーブ: 約40時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 26
追加情報: ETA 2824やSW200に類似

zodiac super sea wolf worn and wound laser tag
価格 & 発売時期
価格: 1595ドル(日本円で約23万8000円)